第11回北海道肉専用種枝肉共励会 最優秀賞

10月28日に帯広畜産公社で行われた日本短角種とアンガス牛の第11回北海道肉専用種枝肉共励会で、私たちの短角牛が最優秀賞をいただきました。この共励会は赤身主体の牛の肉質を向上させるために行われています。
以前にも一度最優秀賞をいただいたことがありましたが、餌の一部を道内産のものに変えてからの最優秀賞ということで、喜びもひとしおでしす。ロース芯がしっかりしていて、細かなサシが入っていて審査員にも高い評価をいただきました。

私たちが牛づくりで大切にしていることは「牛ファーストであること」「SDGsな畜産を目指すこと」「安心安全で美味しい肉であること」です。繁殖も子育てもできるだけ牛たちの力に任せ、放牧中心でのびのびと育てています。肥育期に与える餌は自家産の乾草とサイレージのほか、肉質を良くするために、非遺伝子組換えで収穫後に農薬散布をされていない穀物飼料を与えます。この穀物飼料の一部を豆腐の製造過程で出る「おから」や「道内産のデントコーン」に切り替えフードロスに配慮したり飼料の地産地消などSDGsな畜産を心がけています。このような飼料の割合を増やしたいといろいろ探していますが、牛が喜び、安心安全、そして美味しい肉になる…など、理想に当てはまるものを見つけるのは難しいですが、これからも愛情いっぱいによい牛づくりに励みたいと思います!